普通に解剖終わった

気付くと脳実習がなんだかよくわからないまま終わり、これで2年後期の解剖実習、解剖という科目自体が終わりを告げました(正確にはテストが残っているのですが)。


やはり、肉体的にも精神的にも本当に印象深かった科目だなぁ、というのは他の人の感想とまったく同じです。
解剖実習をした後とする前では人間の体に対する見方がまったく違う。
人間の体に張り巡らされた構造物の不思議さ、複雑さには目を見張るものがあります。
ただ、惜しむらくは時間が本当に足りず、充分に検討、議論を重ねつつ解剖ができなかった時期があったこと。
ゆったりした日程のときは本当に実習班の中で議論を重ね、解剖実習も意義あるものとなっていたのですが、下肢〜頭頚部あたりはただノルマをこなすだけで手一杯でしたね。


ルソーも言っているように、まさに「聞いたものは、忘れる。見たものは、覚える。やったことは、身に付く」ということが実感を持って理解できた実習でもありました。ただただ、御献体をしてくださった方々、その遺族の方々には感謝ですね。