ＩＣＵ医師全員退職へ 国循センター 執刀との分業困難

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070301-00000017-san-soci

Yahoo！トピックスより。
まあ医療崩壊がまさに顕在化してきたな、というのがニュースを読んだ最初の印象。
元々「疲れ切った」という理由で退職してきた医師たちはこれまでもいたわけだが（産婦人科など）集団退職というのはなかなかに目を引くものがあると思う。医療崩壊は産婦人科だけのものじゃないわけだ。
特に外科、しかもICUなんていう超キツイところで、これまでよくこの人たちは仕事を続けてきていたと思う。まさに敬意を表すべき人たちだ。
まあ医療崩壊が医療のすべての科において広がっていることは医療をある程度知っている人間ならば分かっていたことで、これでさらに一般の方々の医療崩壊に対しての危機意識が高まってくれれば、と思う。日本がイギリスの二の舞になる日は近いかもしれない。

医療崩壊―「立ち去り型サボタージュ」とは何か