レナードの朝

友達が薦めていたので見てみる。


これは神経内科の授業の前に見ておくべき映画だったなあと思う。
なんといってもロバート・デニーロのパーキンソン症状の表現力が上手すぎる。


惰眠性脳炎と呼ばれる病気にかかった患者たちは何も考えていないと思われていた。
しかしその症状は今で言えばパーキンソニズムの典型例とも言える症状(固縮、無動)だったのである。
セイヤー医師はそれらの患者たちにL-Dopaを投与しようとするが…。


L-Dopaの副作用やら経過などを知ってると結末が読めてしまうのが何とも言えないし、悲しいものだ。
wearing off現象は1969当時ではまだ未解明だったのだろうか。


とかく勉強になる映画でした。医学生は見ておくべきだろう。