潜水服は蝶の夢を見る

ちょい前に授業で見たんで…ちょっと気になって見てみました〜
何でもアカデミー賞ノミネートらしいよ〜。


ロックトインシンドローム(橋と呼ばれる脳幹の一部がやられて四肢が麻痺、しかし意識はあり、目を動かすことによって意思疎通はできる病態)になった主人公、ジャン・ドーのお話。


ロックトインシンドロームって劇中でも言ってるけどマジで稀な病態なんすよねー。
錐体路がやられてるからまったく四肢は動かないけど、それより上の脳神経とかは生きているから目は動かせるという。


予告で「子どものうなじにも触れることはもうできない。抱きしめることもできない。」と言うシーンがあって、想像すると泣きそうになりました。


好きな人とふれあうことができないって、ほんと悲しいですよね。


「『人間性』があれば、生きることができる」
「『記憶』と『想像力』。それさえあれば、僕はどこにでも行くことができる」


深いなぁ…全体の流れとしては起伏はないですが、これは彼の魂をつづった物語なんだな、と思いました。