時をかける少女

前から期待期待言い続けてた「時をかける少女」をわざわざ梅田まで行って見てきました。


前評判通り、素晴らしい作品でした。(続きを読む、で軽くネタバレあり)


まあなんといっても一番良かったのは話のテンポ。
話の展開がパッパッと変わるおかげで見ている方を飽きさせない。
大体アニメーションの映画っていうのは、だらだらした展開だとどうしても寝てしまう面があります。
てかハガレン劇場版普通に寝たしな!(死


ハガレンファンにひっぱたかれそうなこと言ってるな、俺。
いやハガレンは好きなんですよ。ただあまりに前日寝ていなくてですね…。


ま、「時かけ」も少しは寝るかな〜と思って行ったんですが、普通に杞憂でしたね。


他に特筆すべき点はやはり貞本の絵の上手さ。
これがやばい。ていうか貞本が作画していることは「時かけ」を見に行こうと思った最初の理由でした。
影がないのにあそこまできっちりと動きを表現できるのは素晴らしいと思いましたよ。


そして最後にストーリー。爽やかな青春モノ、というのが一般の評でしょうが、やっぱり、良いねぇ。
夏、青春、三角関係、とくればグッとこない訳がないですよ!
「タッチ」を筆頭とするあだち充作品を例に挙げるまでもなく、夏を舞台に描いた作品はなぜか俺をひきつけるものがあります。
ともかく本当に感情移入して見ていました。終盤では泣きそうにもなったり。最後の方での展開(千昭がタイムリープしたためにもう1回タイムリープできるとこ)とかは「上手いなぁ」と思いましたし。
普通に最初の方のタイムリープを覚えて使いまくるところなんかは笑いがでるのを抑えられませんでしたねw


ヲタじゃなくても薦められる、良い作品だと思います。観た後爽やかな気持ちになれる、そんな作品。
とりあえず暇だったら観ておいたらいいんじゃないかなあ。損はしないと思うよ、本当に。