ザ・プロフェッショナル

大前さんの本は「考える技術」に続いて2冊目だ。
この本は、「プロフェッショナル」とはどういうものか、どういう行動様式をすべきか、についてわかりやすく語ってある。
ざっと読んだだけの感想だが、本物のプロフェッショナルとは、既存の知識にこだわらず、新しい事象、現象、時代を自分の力で
考え抜き、乗り越えていく人のこと、というふうに理解した。
結局は、多くのビジネス書で書かれているように、「考える力」というものが本当に重要なんだな、ということを今更ながら再確認したのである。


でも実際問題考えるのって疲れる。現代文の問題を解く、ってのは思考能力をかなり要するから、あれは「考えている」という気にさせられるが、大学入ってからはそんなこともほとんどなく、地頭を使っているという実感はまるでない。


とりあえず、もう少し「考える」ということを習慣づけたい、と感じた一冊であった。

ザ・プロフェッショナル

ザ・プロフェッショナル