日記の魔力、読了

表先生は駿台の有名講師らしい。俺は名前を聞いたことはなかったけれど。

日記の魔力―この習慣が人生を劇的に変える

日記の魔力―この習慣が人生を劇的に変える

で、話としてはおおむね同意。
俺も2000年くらいからPCで日記を付けているのだが、これはやはり書く作業以上に、「読む」作業が楽しい。
日記というのはところどころで読み直してさらに改変する、そういう作業が楽しい、とどこかの偉人も言っていたことだし、(うろ覚え)8年くらい日記を書き続けている俺としては全面的にそういう記述には同意する。


他、この本のキーとなるのは「日記は行動記録とせよ」という一文につきるだろう。確かに日記を行動記録とすれば長続きする。というか、行動記録としないとまったく続かない、と言った方が正しい。毎日の活動などさほど珍しいことも起きない訳だし(パンを加えた転校生に路地の角でぶつかるとか、まわりが宇宙人、超能力者とかしかいないとか、いきなり変なロボットのパイロットにさせられるとか…話が逸れた)俺や多くの人のような一般人には行動記録が関の山である。しかも、できるだけ綿密につけるのが良い。最近の俺は綿密に日記を付けすぎて4000字/日という事態になっている。


まあそんなこんなでこの本を読んだからといって日記を書くかどうかは微妙だが、少なくとも常々日記を書いている者にとってはおおむね同意できる文章だったといえよう。