系統講義

系統講義の過去問をやると完全に「調べ学習」になっていて「これは既存知識で解ける問題ではないな」と思ったのだけれど、「調べる」という行為自体も勉強しているか否かが現れることに気付いた。
体系だった知識を一度身につけると、忘れても「ああ、あの辺に書いてあるはず」ということがわかる。
一度も勉強していない分野では「調べる」という行為すら不可能なのだ。


そしてそれが基礎医学をやる意味であることに今更ながら気付いた。
どっかの人が「第二外国語は役立ちますか?」という問いに「役に立つか立たないかではない。いかに役立てるかを考えなさい」ということを言ったらしいが、それと同じで、「意味があるか否かではない。いかに意味を見出すかを考えよ」ってことなんだなーということを実感。