非モテとモテにみる格差社会

非モテ! 男性受難の時代」を読んだ。
まあ大体は想定の範囲内というか、常識で考え得ることばかり書いてあった。(モテ→コミュニケーション能力がある、容姿が良い(と自分で思っている)、経済力がある、等。非モテは逆。)


キーワードは、「最近は三高(高学歴、高収入、高身長)に加え、三低(低姿勢、低依存、低リスク)が流行」。
低姿勢…女性を立てる言動 「お疲れさま。仕事、よく頑張ってるね」
低依存…家事などは自分でやる 「帰ってくるの遅かったから飯作っといたよ」
低リスク…健康管理ができている 「君のためにタバコやめたよ」


という感じだろうか。総じて、簡単に言えば、女性が男性に求めるものがこの20年程度の間でさらに増えた、という言説である。この本の最後の方では、男性による逆襲、女性優位の世界からの揺り戻しがあると言っているが、それは実際に実現するのか?何にせよ、この終わりの見えない男女の対立はまだまだ続きそうな気がする。


ちなみに「男性は癒しを求めるが、女性は言いたいことをしっかり主張し、個性的である」という話には深く共感しますw