読書

イナイ×イナイ

森博嗣最新巻。なんか最近の森博嗣は(内容が)薄いな、と思っていたら今回はもっと薄かったというお話。 でもMORILOG ACADEMYを読む限り狙ってそういう風に書いてるんですよねえ。 世の中の人には薄い内容の方が受けが良いと言うことか…。 さて今回はここに…

記憶力を強くする

稀代のサイエンスライター、池谷裕二の処女作。『海馬 脳は疲れない』はすでに読んだことはあったが、それに続いてこの著者の作品は2作目となる。本屋でパラパラ見ていたら読みたくなってしまった。 この本のエッセンスは以下。 ・神経細胞は増殖しないが、…

日記の魔力、読了

表先生は駿台の有名講師らしい。俺は名前を聞いたことはなかったけれど。日記の魔力―この習慣が人生を劇的に変える作者: 表三郎出版社/メーカー: サンマーク出版発売日: 2004/08/30メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 56回この商品を含むブログ (10…

羊をめぐる冒険

まずはこちらを。 http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/947058.html まさに村上春樹の世界ともいうべき(ちょっと違うけど)ニュース。 『羊をめぐる冒険』を読了してあまりにもタイムリーだったので載せてみました。 さて、『羊をめぐる冒険』を読了…

三冊乱読

『不動心』(著:松井秀喜) 『教育力』(著:斎藤孝) 『羊をめぐる冒険(上)』(著:村上春樹) を読了。上二冊は一日で読破した(新書だからすぐに読める)。 「羊〜」はまだ上しか読んでいないので何ともいえないが、『不動心』は松井の誠実な人柄がよ…

キッチン

「私がこの世で一番好きな場所は台所だと思う。」 一日〜二日かけて読了。よしもとばななの作品を読むのはこれが初めてかな。 まさにどっかで読んだ書評「少女漫画を小説にしたよう」というのがぴったり当てはまる。 女性受けするだろうなあ、というのが最初…

ノルウェイの森

村上春樹の作品は『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』以来だった。この作品はベストセラーだったこともあり、文学にしてはとても読みやすい作品となっている。さらさらと文章の流麗さの波に流されるようにして読了した。ノルウェイの森(上) …

ラッシュライフ

伊坂幸太郎の作品はこれで三作目を読んだことになる。 『陽気なギャングが地球を回す』で「面白!」と感嘆し、『陽気なギャングの日常と襲撃』で「うん、まあまあかな」と思い、そして三作目で… パズルのピースが次々とはまっていき、一つの絵が浮かび上がる…

陽気なギャングの日常と襲撃

今日は『ノルウェイの森(上)』と『陽気なギャングの日常と襲撃』を読了。 二冊も読むなんてなんて優雅な日曜なんだ・・・!と驚かないでほしい。ただの引きこもりである。陽気なギャングの日常と襲撃 (ノン・ノベル)作者: 伊坂幸太郎出版社/メーカー: 祥伝…

上達の法則

著:岡本浩一、PHP新書。 なかなかに良い本だった。特に面白いと思ったのは以下の4点。 ・上級者と中級者では世界の見え方が違う ・上級者と中級者の差は質的 ・上級者は覚えられる単位(チャンク)の量が多い ・上級者になるステップの具体例上達の法則―効…

リスト化

読みたい本をリスト化してみた。checkpad自体はタスクリストとして前から使ってたんだけど、「コレ、読みたい本のリストとして使ったらええんちゃう?」という単純な発想(なんで今まで気付かなかったのだろう)により、リストとして公開することにした。俺…

DDD1

奈須きのこがファウストで連載してた作品です。ファウストという「奈須作品に慣れた人たち」ばかりが読む訳じゃない雑誌に連載していたせいか、同人作品だった『空の境界』よりもはるかに読みやすい。といっても、やっぱり奈須作品が人を選ぶ、という性質は…

陽気なギャングが地球を回す

ミステリ好きな俺としては世評が高いので気になっていた一冊。一言で言えば、「痛快」な一冊だった。

ザ・プロフェッショナル

大前さんの本は「考える技術」に続いて2冊目だ。 この本は、「プロフェッショナル」とはどういうものか、どういう行動様式をすべきか、についてわかりやすく語ってある。 ざっと読んだだけの感想だが、本物のプロフェッショナルとは、既存の知識にこだわらず…

ターン

前回『スキップ』を読んだ、と書きましたが、これは時の3部作2作目でございます。 同じ一日がループする女の人のお話。 (以下、致命的なネタバレあり)

キャッチャー・イン・ザ・ライ

キャッチャー・イン・ザ・ライ (ペーパーバック・エディション)作者: J.D.サリンジャー,J.D. Salinger,村上春樹出版社/メーカー: 白水社発売日: 2006/04/01メディア: 新書購入: 11人 クリック: 73回この商品を含むブログ (189件) を見るまあdetail(はてな記…

新書を読む

というわけで、俺の趣味の一つでもある新書漁りです。 結構新書は好きなんですよ。本棚の一角を占めるくらい。 買ってきてすぐに読めるのが好きですね。消費型読書の典型とでも言おうか。